
■住宅ローン特約とは?つけることによるデメリットはあるのか?を解説します
住宅ローン特約という言葉、家の購入を検討されている方は一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
そもそも住宅ローン特約とは何で、何のためにつけないといけないのか? 住宅ローン特約をつけることのデメリットはあるのか?
など、今回は買い主側の立場で解説します。
■住宅ローン特約とは?絶対に入る必要があるの?
住宅ローンを組んで購入する場合は、売買契約書にて「住宅ローン特約」を付けて契約を結びます。この特約をつけない場合は、万が一、売買契約後に住宅ローンの審査が通らなかった場合、銀行から借り入れは出来ないけれど、住宅や土地を購入しなければなりません。
借り入れができないのに購入・・・一括で払えるわけないですし、考えるだけでゾッとします。
そうならない為にも、住宅ローン特約は必須です。
■住宅ローン特約の例
売主もいつまでも待つわけにはいきませんので、期日を決めて特約を結びます。
実際の例でお伝えすると。 住宅ローンの借入が否認された時は、〇〇〇〇年△△月□□日までに限り本契約を解除することができるものとします。
契約が解除された場合は、契約時に支払った手付金は返金されます。
といった内容です。
ただし、いつまでもローンの申し込み手続きを進めなかったり、申し込み内容に虚偽があったり、買主の責任でローンが否認された場合は損害賠償の対象となる場合がありますので注意が必要です。手付金は返金されません。
■住宅ローン特約、買い主側のデメリットや注意点
ローンが通らない場合の対応が必要
住宅ローン特約を適用すると、契約は解除されるが、契約解除までに時間がかかることがあります。
契約解除後からまた別の物件を探さなければならず、4月の入学までに引っ越しまで終わらせておきたい!などある場合、購入計画が遅れることとなります。
ローン特約の条件によっては解除できない場合がある
例えば「特定の金融機関でのみローンが否決された場合に適用」など条件が細かく設定されている場合、すべての金融機関で審査を受けないと解除が認められないこともあります。
申請プロセスを誤ると違約金が発生するケースもあります。
■売買契約と契約解除の実情――再販物件を検討する際のポイント
通常、住宅ローン事前審査の承認を確認してから売買契約を締結しますが、同じ物件を他の方も購入したい場合など時間が無い時もございます。(早い者勝ち)
当店の場合は、お客様の年齢や収入、お車などの借入状況等をうかがいシミュレーションをいたします。審査が通りそうであれば、事前審査の結果を待たずに売買契約する場合もございます。
私どもは今まで、売買契約の解除に至ったことはございませんが、
もし、売買契約された物件が、契約解除になった場合、物件はどうなるのでしょうか?
物件は再販売されます。
契約解除により再販売!となります。
住宅ローン解除だけではなく、買主さんの身勝手で契約解除になることもあります。
親に反対された、他に欲しい物件を見つけた、ローン返済が不安になった‥など。
また、物件に不安を感じたなどの理由もあるようですので、もし再販物件の購入を検討する場合は、なぜ契約解除になったのかを聞いてみるのも安心材料の1つになると思います。
不動産購入は表から見るだけではわからない事ばかりです。 なぜあの物件、あれだけ見た目はいいのにずっと売れないんだろう?というものなどには必ずといっていいほど理由があります。 家を売ることが目的となっていれば、何の説明もせずに売ることはできますが、家の購入は新しい生活がスタートしてからが本当のスタートです。
私たち家もんとの関係も、家の購入で終わり!ではなく、そこからが始まりと思っていただけることが何よりもの幸せです。
「私の両親の家、子どもが巣立って2人だけになったのでもっと小さくて快適な家ありますか?」 「うちの孫が同じ久喜エリアで家を探してるんだけど」 など、一つの出会いからそれだけ沢山のご縁をいただけているか、話し出すとキリがありません。
家もんに何でも聞いてください!!
聞くだけ、見るだけ、OKです!
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